重要ポイント
  • 中国では少なくとも漢の時代からお茶が飲まれており、最初は薬として、のちに日常の飲み物として広まりました。
  • 本物のお茶はすべて一つの植物、Camellia sinensis(チャノキ)から作られます。白茶、緑茶、烏龍茶、紅茶、プーアル茶の違いは、葉ではなく加工方法によるものです。
  • 中国茶は発酵(酸化)の度合いによって分類され、これを 发酵(fājiào)といいます。
  • 工夫茶の作法、つまり 功夫茶(gōngfūchá)は、今も現代中国茶文化の中心です。
  • 都市部の若い中国人の間でコーヒーが急速に広まり、伝統的なお茶ブランドも現代化を迫られています。

中国といえばお茶、お茶といえば中国。実際、中国のお茶の歴史は、中国そのものの歴史とほぼ同じくらい長いのです。

近年コーヒーが台頭していても、中国茶文化は変わらず高い人気を誇っています。中国茶の過去・現在・未来を、ぜひ読んで確かめてください。

中国茶文化を象徴する伝統的な中国の茶館
中国の茶館は、何世紀にもわたり、友人や家族、ビジネスパートナーが集まる場所でした。

お茶は、春節などの祭りから、商談や結婚の儀式まで、中国の暮らしのほとんどあらゆる場面に関わっています。お茶を知ることは、中国文化全体を理解するための最良の入り口の一つです。

お茶に関する語彙は日常会話によく登場するため、語学学習者にとっても格好のテーマです。中国で中国語を学ぶなら、現地の人とお茶を飲みながら話すことが、すぐにお気に入りの練習方法になるでしょう。

史

01 中国のお茶の歴史:神農からアヘン戦争まで

お茶を発明したのは誰?神農の伝説

中国茶の歴史 茶 (chá) は、神農 (神农 Shénnóng) から始まります。神農は中国の農業と中医学の父とされる伝説上の人物です。

伝説によると、神農はチャノキの下で飲み水を沸かしていたとき、偶然お茶を発見したといわれています。数枚の葉が鍋に舞い込み、神農が香り高い煎じ汁をひと口飲んだことで、お茶が誕生しました。

中国茶の伝説的な発見者、神農
神農は中国農業の祖であり、お茶を発見した伝説上の人物とされています。

中国の人々はいつからお茶を飲み始めたのか?

神話はさておき、考古学的な証拠によれば、早くも漢の時代(紀元前206年〜紀元220年)には、上流階級が薬としてお茶を用いていました。

お茶が日常の飲み物として広く普及したのは、唐の時代(618〜907年)になってからです。中国の仏教僧は、最初にお茶を習慣的に飲んだ人々の一つでした。カフェインが、長時間の祈りや瞑想での集中に役立ったからです。

『茶経』の著者・陸羽が中国茶を淹れる様子
中国でお茶が日常的な飲み物になったのは、唐代のことです。

陸羽の『茶経』(茶经)

古代中国の茶文化について私たちが知っていることの多くは、760年頃に陸羽 (陆羽 Lù Yǔ) が著した『茶経』 (茶经 Chájīng) に基づいています。陸羽は孤児で、仏教寺院で茶を栽培し、茶を飲みながら育ちました。

『茶経』は唐代前期の茶文化を伝え、茶の栽培方法や淹れ方を解説した書物です。今も、世界で最初に知られる茶の専門書とされています。

陸羽の時代、茶葉は茶磚(固形茶)に固められ、ときには通貨としても使われました。飲むときは、茶磚を砕いて粉末にし、お湯を注いで泡立てて飲みました。

こうした粉末のお茶は、現在の中国ではほとんど見られません。しかし唐代に日本へ伝わり、今も日本の抹茶として受け継がれています。

かつて通貨として使われた中国の固形茶(茶磚)
固形茶はかつて非常に貴重で、通貨として使われていました。

明代・清代の中国茶

明代(西暦1368~1644年)には、皇帝の命令によって茶磚が散茶(茶葉のままのお茶)に取って代わられました。茶磚を押し固める作業はきわめて重労働だったため、農民の負担を軽くするのがねらいでした。

散茶は、現在も中国で最も一般的なお茶の形です。

お茶がイギリスに伝わったのは1600年代半ばです。やがてイギリスで需要が急増し、中国との貿易は不均衡になりました。これを是正するため、イギリスは中国へアヘンを輸出し始めました。

中国がアヘンを禁止しようとすると、イギリスは貿易を続けさせようと、19世紀半ばにアヘン戦争を起こしました。

イギリスの中国茶への需要も一因となって起きたアヘン戦争
イギリスの中国茶への需要は、アヘン戦争の引き金の一つとなりました。

ロバート・フォーチュンとイギリスの茶の大強奪

戦争でイギリスは目的を果たしましたが、イギリスの商人たちは中国茶に大きく依存することを懸念しました。そこで東インド会社は、スコットランド出身の植物学者で冒険家のロバート・フォーチュンを送り込み、中国から製茶の秘密を盗み出させました。

フォーチュンが盗んだ知識や茶の苗木、種子は、インドでの大規模な茶生産の立ち上げに使われました。インドの生産量はたちまち中国を上回り、中国は国際茶市場で長く保っていた独占的地位を失いました。

中国の茶産業は長い衰退期に入りました。中国が世界最大の茶輸出国としての地位を取り戻したのは、ごく最近のことです。

東インド会社のために中国の茶の木を密かに持ち出したスコットランドの植物学者、ロバート・フォーチュン
スコットランドの植物学者ロバート・フォーチュンは、東インド会社のために中国で茶の木や種子をひそかに集め、世界の茶産業を一変させました。
茶

02 中国茶の種類:緑茶、白茶、烏龍茶、紅茶、プーアル茶

現在、中国のお茶の大半は茶葉のまま使うリーフティーで、急須 (茶壶 cháhú) や、魔法瓶・グラスに直接熱湯を注いで淹れます。ティーバッグのお茶を飲むことは中国ではあまり一般的ではありません。

茶芸で淹れられる散茶の中国茶
中国全土で、お茶は今も散茶を淹れるのが基本です。

本当の「お茶」とは? すべてはチャノキから始まる

西洋では、「tea」はさまざまなハーブ類の飲み物をまとめて指す言葉として使われます。しかし厳密には、チャノキ(Camellia sinensis)の葉から作った飲み物だけを指します。

よく誤解されますが、中国茶の味や色の違いは、茶葉の種類の違いによるものではありません。生産・製造工程の違いから生まれます。

あらゆる本物の中国茶のもととなるチャノキの茶葉
白茶からプーアル茶まで、本物のお茶はすべてチャノキ(Camellia sinensis)から作られます。

発酵度で分ける中国茶の主な5種類

どんなお茶になるかは、加熱して止めるまでに茶葉がどのくらい酸化するかで決まります。中国のお茶屋さんは、この酸化を発酵、つまり 发酵(fājiào)と呼ぶのが一般的です。

中国茶は発酵度によって分類されます。大まかな目安として、発酵が進むほど味は濃くなります。

お茶の種類 中国語 発酵度 味わいの特徴
白茶 白茶 (báichá) 無発酵(不发酵 bù fājiào) 繊細でほのか、やさしい甘み
緑茶 绿茶 (lǜchá) 弱発酵(微发酵 wēi fājiào) フレッシュで草のような青い香り
烏龍茶 乌龙茶 (wūlóng chá) 半発酵(半发酵 bàn fājiào) 花のような香りから香ばしさまで、複雑な味わい
紅茶 红茶 (hóngchá) 完全発酵(全发酵 quán fājiào) 力強く、麦芽のようなコクがある
プーアル茶 普洱茶 (pǔ'ěrchá) 後発酵(后发酵 hòu fājiào) 深みがあり、土のような香りで濃厚
知っておきたいこと

中国語では、紅茶は文字どおり「赤い茶」(红茶 hóngchá) と呼ばれます。これは乾燥した茶葉の黒っぽい色ではなく、淹れた茶の赤みがかった色にちなんだ名前です。

地方の名茶:大紅袍と碧螺春

中国には、特別な種類のお茶の産地として、また消費地として知られる地域があります。たとえば福建省の武夷山は、大紅袍 (大红袍 dàhóngpáo) などの上質な烏龍茶で特に有名です。

江蘇省で栽培される碧螺春 (碧螺春 bìluóchūn) などの緑茶は、上海周辺で人気があります。杭州の龍井(ドラゴンウェル)緑茶も、全国で愛される名茶です。

福建省の武夷山で育つ烏龍茶、大紅袍
大紅袍は、福建省の武夷山の斜面で育つ有名な烏龍茶です。

人気の中国のハーブ「茶」:ジャスミン茶と麦茶

中国には、ほかにも「茶」と呼ばれる飲み物があり、中にはチャノキの葉をまったく使わないものもあります。

人気の一例が、緑茶とジャスミンの花をブレンドしたジャスミン茶 (茉莉花茶 mòlìhuāchá) です。一方、麦茶 (大麦茶 dàmàichá) は焙煎した大麦の粒から作られ、茶葉はまったく含まれていません。

緑茶とジャスミンの花で作る中国のジャスミン茶
ジャスミン茶は、緑茶の葉に香り高いジャスミンの花を合わせたお茶です。

ミルクティーとタピオカティー(奶茶):中国の現代の人気者

若い世代に絶大な人気を誇る「お茶」には、ミルクティー(奶茶 nǎichá)やタピオカティー(珍珠奶茶 zhēnzhū nǎichá)もあります。

こうした甘い飲み物は、本物のお茶がほとんど(あるいはまったく)入っていないことも多く、味の種類も実に豊富です。中国各地の街角やショッピングモールには欠かせない存在です。

現代の中国で人気のミルクティー、タピオカティー
タピオカティーは、中国をはじめ世界各地の若い世代に大人気です。
艺

03 中国の茶芸とは?工夫茶(功夫茶)を知る

現在の中国の茶館とお茶文化

お茶文化が最もよく残っているのは、中国のお茶の大半が生産される南部です。

お茶は自宅でも、茶館 (茶馆 cháguǎn) でも楽しめます。茶館には、友人やビジネスパートナーとお茶を楽しめる個室を備えた店も多くあります。お茶はあらゆる階層の人に飲まれていますが、通と呼ばれる人には中年のビジネスパーソン、知識人、芸術家が多い傾向にあります。

中国の茶芸でお茶を淹れるのに使う蓋付きの碗、蓋碗
蓋碗(盖碗)は、昔から中国茶を淹れるのに使われてきた蓋付きの碗です。

現代中国の茶文化の多くは、工夫茶の作法 (功夫茶 gōngfūchá) を中心に展開しています。福建省または広東省が発祥とされ、通常は紅茶、烏龍茶、プーアル茶が用いられます。

最も基本的な形では、小さな茶碗 (茶杯 chábēi)、蓋碗 (盖碗 gàiwǎn) や宜興の紫砂の急須 (紫砂壶 zǐshāhú) といった淹れる器、茶こし、茶海(ピッチャー)、茶卓またはお盆を使います。作法が本格的になるほど道具も増え、愛らしい茶寵 (茶宠 cháchǒng) が登場することもあります。

工夫茶の茶卓に飾られた中国の茶ペット
茶寵(茶宠)は、茶卓を飾る小さな陶製の置物で、飲み残しのお茶を「あげて」育てます。

中国の茶芸のやり方を手順ごとに紹介

茶芸は通常、亭主が進行します。まず蓋碗か急須で茶葉を蒸らし、そのお茶を茶漉しを通して茶海(ピッチャー)に注ぎ、細かい茶葉を取り除きます。

次に、亭主は茶海から茶碗にお茶を注ぎます。ただし、この最初の1杯は客には出さず、たいていは茶卓の上に流し、下の水受けに落とします。

この最初の1杯は茶碗を温めて洗うためのもので、濃すぎて飲めないとされています。その後、同じ手順をもう一度行い、今度のお茶は客にふるまわれます。

工夫茶の茶芸でお茶を注ぐ亭主
工夫茶では、最初に注いだお茶は捨てます。茶葉をすすぎ、茶碗を温めるためです。

お茶を注がれると、なぜ中国人はテーブルをトントンと叩くの?

お茶を注いでもらったら、客は口でお礼を言うか、曲げた人差し指と中指で茶卓を軽く叩きます。この習慣は中国南部で特によく見られます。

この仕草は清朝(西暦1636~1912年)に始まったといわれます。身分を隠してお忍びで出かけていた乾隆帝が、召使いにお茶を注いだときのこと。ひざまずけば皇帝の正体が明らかになってしまうため、召使いは代わりに曲げた2本の指で卓を叩き、叩頭(こうとう)の礼になぞらえたのです。

文化のヒント

お茶の習慣は伝統的な祭りの流れに沿っており、その多くは中国の暦で日付が決まります。たとえば、春節に年長者へお茶をふるまうのは、敬意を示す大切な作法です。

高級茶や宜興の急須はステータスシンボル

希少な茶葉や上質な茶道具、とりわけ宜興の急須を集めるために、多額のお金をかけることもあります。富裕層の一部では、アメリカのワイン文化のように、茶文化が富の誇示や資産運用に使われています。

高級茶は大切な場面で贈り物にされることも多く、中秋節の訪問でも、ビジネスの宴席でも、上質なお茶は定番の贈答品です。

とはいえ、中国で出会う人が皆お茶通というわけではなく、功夫茶の作法に詳しくない人も多くいます。まったくお茶を飲まない家庭もあれば、保温ボトルにお茶を入れて一日中ちびちび飲む人もいます。

桂林でのマンツーマンの中国語レッスンを行うCLIの先生と学生

桂林で中国語を学ぶ、またはオンラインで始める

CLIは、あなたの目標に合わせた中国語指導を行っています。桂林での イマージョンプログラム に参加することも、どこからでも 無料の中国語レッスン から始めることもできます。

咖

04 中国のお茶とコーヒー:広がるコーヒー文化

中国は何千年も続くお茶の国で、コーヒー (咖啡 kāfēi) は最近までほとんど見かけませんでした。ここ20年でコーヒーの人気は着実に高まっており、特に都市部のミレニアル世代で顕著です。

伝統的なお茶と並んで広がる現代中国のコーヒー文化
今や中国では、一線・二線都市はもちろん、三線都市にもコーヒーショップがあふれています。

中国の人はどのくらいコーヒーを飲む?

中国の一人当たりのコーヒー消費量は、年間で約5杯にとどまり、アメリカの約400杯とは大きな差があります。それでも、1999年に北京でスターバックスの1号店が開店して以来、需要は爆発的に伸びてきました。

今や中国の大都市ではどこにでもコーヒーショップ (咖啡馆 kāfēiguǎn) があります。コーヒーは特に学生や若いホワイトカラーに人気で、彼らはコーヒーに憧れの西洋的なライフスタイルを重ねています。

中国のスターバックスの価格は、アメリカと比べてかなり高めです。ただ、それが客足を遠ざけるどころか、新しい中間層にとってのステータスシンボルというブランドの魅力を高めています。

未

05 中国茶業界の未来

今のところ、お茶を飲む習慣は中国文化にしっかり根づいています。しかし、コーヒー人気の高まりは、中国の茶業界にとって大きな課題となっています。

伝統的な茶館は、コーヒーショップほど若い世代に人気がありません。その一因は、中国の伝統茶にブランディングの問題があることかもしれません。

スターバックスのような大手コーヒーチェーンは洗練されたブランドイメージで若い消費者を引きつけていますが、それに匹敵する魅力をもつ中国の伝統茶ブランドはまだ現れていません。

中国の茶業界はどう変わろうとしているか

最近では、おしゃれなカフェを開いたり、フルーツフレーバーティー、ティーバッグ、インスタントティーなどの新商品を打ち出したりして対応する伝統的な茶企業も出てきました。中国の茶業界が長い目でコーヒーと競っていくには、こうした変化が必要なのかもしれません。

戦争や知的財産の盗用、皇帝の勅令にも適応してきた実績を考えれば、中国の茶業界は今の課題も乗り越えそうです。お茶はこれから先も長く、中国の暮らしの中心にあり続けるでしょう。

词

06 中国茶の語彙:覚えておきたい単語とフレーズ

次の用語を覚えておけば、中国語でお茶の話をしたり、茶館で自信をもって注文したり、お茶にまつわる会話を理解したりしやすくなります。

これらの単語は日常生活で頻繁に登場するので、お茶の語彙は中国語の学習計画にぜひ加えたいところです。

中国語 ピンイン 意味
茶 chá お茶
茶叶 cháyè 茶葉
白茶 báichá 白茶
绿茶 lǜchá 緑茶
乌龙茶 wūlóng chá 烏龍茶
红茶 hóngchá 紅茶(直訳すると「赤いお茶」)
普洱茶 pǔ'ěrchá プーアル茶
茉莉花茶 mòlìhuāchá ジャスミン茶
大麦茶 dàmàichá 麦茶
奶茶 nǎichá ミルクティー
珍珠奶茶 zhēnzhū nǎichá タピオカミルクティー
茶馆 cháguǎn 茶館
茶壶 cháhú 急須
茶杯 chábēi 湯のみ
功夫茶 gōngfūchá 功夫茶
盖碗 gàiwǎn 蓋碗(ふた付きの茶碗)
紫砂壶 zǐshāhú 宜興の紫砂急須
茶宠 cháchǒng 茶寵(茶ペット)
发酵 fājiào 発酵・酸化(茶の)
咖啡 kāfēi コーヒー
问

07 よくある質問

中国茶の主な種類は?

主な種類は、白茶、緑茶、烏龍茶、紅茶、プーアル茶の5つです。いずれも同じチャノキ(Camellia sinensis)から作られ、違いは発酵(酸化)の度合いだけです。

中国で茶を発見したのは誰?

伝説によると、神話上の皇帝・神農が沸かしていたお湯に葉が落ちたことで茶が発見されたとされています。歴史的には、考古学的証拠から、2,000年以上前の漢王朝のエリート層が茶を薬として用いていたことがわかっています。

工夫茶(功夫茶)の作法とは?

工夫茶 (功夫茶) は、小さな茶碗、蓋碗または宜興の急須を使い、短い抽出を何度も繰り返して、技と心を込めてお茶を淹れる中国の伝統的な方法です。最初の一煎は、茶葉をすすぎ茶碗を温めるために捨てるのが一般的です。

中国の人はお茶を注いでもらうとき、なぜテーブルを指2本でトントンとたたくの?

人差し指と中指を曲げてテーブルを軽くたたくのは、お茶を注いでくれた人に無言で感謝を伝える方法です。この習慣は、清朝の乾隆帝にさかのぼると言われています。

タピオカミルクティーは本物のお茶?

あまりそうとは言えません。タピオカミルクティー(珍珠奶茶)はミルクベースの甘い飲み物で、チャノキの茶葉はほとんど、あるいはまったく入っていないこともありますが、若い世代には絶大な人気があります。

中国ではお茶とコーヒー、どちらがよく飲まれている?

今でもお茶のほうがはるかに広く飲まれていますが、コーヒーの人気は特に学生や都市部の若いビジネスパーソンの間で急速に高まっています。ただし、1人あたりのコーヒー消費量は欧米諸国のほんの一部にとどまっています。

终

08 おわりに

中国茶は単なる飲み物ではありません。神話、医学、貿易、儀式、芸術、そして日常のおもてなしが、一杯の茶に凝縮されています。

中国語学習者にとって、茶文化は言葉への最も実りある入り口のひとつです。お茶をなぜそのように注ぐのか、いただくときに何と言うのか、好きなお茶についてどう話すのかを知っていれば、成都の茶館から中国の祝日の家族の食卓まで、中国でのあらゆる場面がより豊かなものになるでしょう。

09 主な参考文献

  • サウス・チャイナ・モーニング・ポスト:ロバート・フォーチュンと東インド会社はいかに中国茶の秘密を持ち出したか。出典を見る →
  • Culture Trip:東インド会社はいかに中国の茶貿易を損なったか。出典を見る →
  • 南カリフォルニア大学 米中研究所:中国のコーヒー産業の発展。出典を見る →
  • World History Encyclopedia:漢王朝と明王朝の概説。出典を見る →
  • 注:茶の生産量、消費統計、市場動向は時とともに変化します。最新のデータは、必ず最新の業界情報源でご確認ください。